実家じまい、片付けが本当に大変です。
2026年06月30日
実家じまい、片付けが本当に大変です。
先日、小矢部市の『空き家相談会』に参加してきました。
当日は前半の90分を担当し、5組の相談者の方とお話をさせていただきました。
市役所の担当の方によると、普段は相談会全体を通して2組程度とのこと。
それを考えると、今回は空き家について関心を持たれている方が非常に多かったようです。
相談内容で特に多かったのは、相続した不動産をどう処分したらよいかというご相談でした。
そして、多くの方が悩まれていたのが、「家財の処分はどうしたらいいの?」という問題です。
業者に依頼すれば費用がかかる。でも、自分で片付けようと思っても何度も実家へ通う時間がない。
「荷物を置いたまま売ることはできませんか?」というご質問もいただきました。
もちろん、荷物を残したまま売却する方法がまったくないわけではありません。
しかし、買主様とのトラブルにつながる可能性もあるため、弊社としてはあまりおすすめしていません。
実際に不動産情報サイトを見ると、売り出されている中古住宅の多くは家財が撤去された状態になっています。
ちなみに小矢部市では、空き家バンクへの登録など一定の条件を満たすことで、家財撤去費用の一部について助成を受けられる制度があります。
気になる方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。
ただし、この助成金は売却が完了した後に支給される制度です。
そのため、売却の準備としての家財撤去費は、一度ご自身で負担しなければなりません。
家財の量によっては、一軒のお家で100万円を超える見積もりになることもあります。
富山県の住宅は大きいものが多いので、大きな金額になることも珍しくありません。
なかなか簡単に出せる金額ではないですよね。
実は私自身も、亡くなった親族の家財を自力で片付けた経験があります。
エアコンもない広い家で、毎週2日ほど通いながら、一日に何度も環境センターへごみを運ぶ生活が半年以上続きました。
要るものと要らないものを仕分けし、家具を分解し、ごみの種類ごとに分別し、車いっぱいに積み込んで環境センターへ運ぶ。
そんな作業が永遠かのように何回も繰り返し作業していました。
そんな生活を続けているうちに、ふとこう思いました。
「家財撤去に100万円かかると言われても、その価値はあるな……。」
半年ほどかけて片付けた後、どうしても自分では運び出せない大きなタンスなどだけは業者さんにお願いしました。
本当に大変でした。えぇそりゃーもう大変でした。
家財撤去は、単に「不要な物を捨てる作業」ではありません。
長年暮らした家の思い出を整理し、一つひとつ気持ちに区切りをつけていく作業でもあります。
だからこそ、金銭的な負担だけでなく、精神的にも大きな負担を感じる方が少なくありません。
「まだ大丈夫」と思っていても、いざ空き家になると、一度に片付けるのは想像以上に大変です。
空き家になりそうだなと思ったら、元気なうちから少しずつ荷物を整理しておくことをおすすめします。
将来のご自身やご家族の負担を、きっと軽くすることにつながるはずです。
